広尾和らぎや秋冬企画のご案内

本当にお勧めしたいお品を5つ選びました。

◆ガラスペン

ガラスペン

東京が誇る伝統的工芸品の一つ。見た目の美しさと実用性を兼ね揃えた逸品です。
今ではイタリア・ドイツ・フランスなどガラス細工を得意とする国で見かけるようになりました。しかしこのガラスペン、明治35年に風鈴職人の佐々木定次郎氏によって日本で初めて作られた日本伝来の筆記用具という事を皆様ご存じでしょうか。ガラスペンの書き心地は万年筆とボールペンの良い所が合わさった物、と言われます。滑らかで英数文字も難なく書くことが出来ます。最も優れている点はインクの持ちです。一度インクを付けると葉書一枚分は文字が書けると言われています。
また、メールで簡単に気持ちを伝えられる現代ですが季節を感じる手紙に気持ちを添えて、今だからこそ手書きの良さが際立つのではないでしょうか。
※店内にて試し書きが可能です。

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◆A glass pen
It is a glass pen made in Tokyo. Does a glass pen know you with origin in Japan?
The superior point of this is durability of the ink. You attach ink once and can write a letter for one piece of postcard.

◆小谷口隆(山中塗)

石川県山中塗の小谷口隆さん。山中塗は庶民に長い間親しまれている漆器です。代表作の一つ「応量器」は量に応じて使う器の事で入子(いりこ)になっています。元は曹洞宗の禅僧が食事に使った器の事。一汁三菜、使われる食器に無駄はなく、まさに理想の器と言えます。
今回は応量器を普段に使いやすくした当店オリジナルの入子椀を展示しております。
応量器に比べると小ぶりに見えますがお茶碗一杯、ごはんが十分に入ります。椀の表側は木出しという手法で木の木目をわざと出した塗になっており、木地は国産の欅を使用し細部までこだわった作品になっております。
※この他、小谷口さんの作品コーナーも設けております。ぜひ、質の良い漆器を実際にご覧下さい。

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◆Takashi Kotaniguchi
He is Japanese lacquerware craftsman.He makes lacquerware is a simple but very beautiful. He has also made a vessel to use the Zen priest. The vessel is excellent to carry and durability. Photos of the vessel is the original that was a little modern twist.

◆山形鋳物

◆山形鋳物

南部鉄器でブームが起きた鉄瓶ですが、生産地は岩手だけでなく山形や関西でも作られています。山形鋳物の歴史は古く平安時代から約900年と言われます。山形の特徴は一言で言うと「肉薄美麗」、わびさびの心を感じさせる作品が多くあります。今回展示していますのは「ぶんぶく茶釜」をモチーフにした急須です。鉄瓶と同じ手法で作られており、茶こしを取ればそのまま火にかける事も出来ます。寒い冬にお燗をつけて、銚子としてもお勧めです。

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◆Yamagata casting
Is a famous Japanese iron kettle in the south Iron but you have made to actively also in Yamagata Prefecture and Kansai.Features of Yamagata casting is Wabisabi.
The photograph is a teapot made in the same way as iron kettle. This is the motif of the “Magic Badgerkettle” of the Japanese folk tale.

◆白石紙子

平安時代から愛用されて来た和紙を継承し、紙布と呼ばれ防寒具や高級な和紙の織物に使用されて来た白石紙子(仙台紙子)。国宝修理和紙に指定され、その紙としての強さに定評があります。しかし、紙漉きの後継者不足から現在白石紙子は存続の危機に直面しています。白石紙子の存在とその意義をぜひ多くの方に知ってもらいたいと思います。

長沢士郎

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◆Shiroishi Kamiko
This paper has inherited the technique of Japanese paper that was used during the Heian period. This paper has been designated a national treasure repair Japanese paper. However, this paper is in the crisis of survival from the fact that without a successor.

◆長沢士郎

房州うちわ

手拭絵師、長沢士郎さん。元は友禅絵師でしたが、廃れゆく手染め注染を残すために手拭作家へ転向した方です。やわらかな曲線の絵柄は植物ならば活き活きと、人物ならば可愛らしく、節句関係ならば面白い切り口で他にはない作品を作り出します。「使うのが勿体ない」と良く長沢さんの手拭を見ておっしゃって頂きますが、さらりとした手触りは晒し木綿の気持ち良さです。飾ってももちろん見栄えする事は間違いありませんが、自分だけの絵画を持ち歩く気分でぜひ使って頂きたいお品です。

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◆Shiro Nagasawa
He is the designer of the tenugui(towel).He originally was the designer of the yuzen.
Towel to his design is not available on the other. We want you to feel the beauty of Japanese design from his work.

【The 10th anniversary】
We chose five articles which we wanted to really recommend in commemoration of the tenth anniversary.

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この他、季節ごとの企画も店内にて行っております。どうぞお立ち寄り下さいませ。

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