広尾散歩通りの魅力を語る

2017.6.24

2017.6.8放送

参考資料 写真 2017.6.8 広尾散歩通りの魅力を語る

今回は広尾散歩通りの魅力を語り合う放送でした。お食事などで広尾にも足を運ばれるパーソナリティーのKATSU 佐藤さん、すごエリさん、広尾に長く住み商いをしてこられた増田さん、また商店街に隣接する聖心女子大学に通う私たちとそれぞれの視点で語り合いました。

まず最初に、すごエリさんに広尾のイメージを伺いました。訪れる前は「広尾」という名前だけでハードルが高い街だと思われていたそうですが、渋ラジで商店街の方にお話を伺ったり、実際に広尾のお店に行ってお食事をしたりして、今まで気づかなかった広尾の街の良さを肌で感じたとか。新しいお店と昔からのお店が、良い感じに融合している街だとおっしゃっていました。

KATSU佐藤さんにとっての広尾のイメージは「外国人がたくさんいる街」。ほかの地域に比べて外国人の比率が圧倒的に多く、最初はとても驚かれたそうです。増田さんの幼稚園の頃のお友達にも何人かの外国人の方がいらっしゃったということで外国人の方が多いのは今も昔も変わらないようですね。

私達の通学路である広尾散歩通りには他の街と同じチェーン店のカフェがありますが、広尾店で外国人の方々がコーヒーを飲んでいたり、パソコンを開いているのを窓越しに見ると、まるで額縁に入ったお洒落な絵を見ているかのような感覚になり、その光景に圧倒されます。地元の方には、昔から見慣れている光景のようですが、他の地域からきた私達にとっては、外国人の方々が多いことが、広尾=お洒落につながる大きな要因だと感じています。広尾周辺には数多くの大使館があり、またいくつものインターナショナルスクールや諸外国の商品が並ぶナショナル麻布スーパーマーケットなどもあり、外国から来られた方が住むのにはとても便利な街です。必然的に日本人の方でも普通に英語を話す方が多くいらっしゃるというのが広尾の特徴の一つです。 

また、商店街の方々の心の広さが「広尾の温かさ」を支えている大切な要素です。私達は聖心女子大学の聖心Radio Stationという部活に所属しています。月に2回、商店街事務所にある音響設備を使い、商店街全体に立つ街路灯スピーカーを通して「ひろおんえあ」という生放送を行っていますが、学生からの提案にも耳を貸してくださり、快く協力してくださる商店街の方々の心の広さや寛容さを常に実感しています。新しいコトや考え方を自然と受け入れてくださる懐の深さが、街の温かさにつながると思います。

今、広尾にはお洒落で有名なカフェなど、インスタグラムの影響で大人気となり、行列が絶えないお店がいくつもあります。違う大学に通う友人が、人気店を訪れる為にわざわざ広尾に足を運びます。私たちは、混んでいる日に行かなくても、行きたいと思ったら、空いている時にすぐに行くことができます。「広尾に来たよ!」と友人に言われるたびに、「よく来たね!」という感情になってしまうのが本音です。お洒落な広尾が、自分たちの庭、アクセサリー、つまり所有物に感じ、正直なところ優越感を感じています。とっても魅力的な、誰もが憧れる街に毎日通学できている私たちは、すごく幸せ者なのだなと改めて感じています。

KATSU佐藤さんが「緑が多いのも良さだよね!」ともおっしゃっていました。広尾は都心にありますが、有栖川公園も近くにありますし、聖心女子大学も、大きな敷地のお寺もあり緑が豊富です。満開の時期はその美しさにだれもが足を止める明治通りの桜並木があり、また4月下旬から5月にかけて可憐な花を咲かせるハナミズキが街路樹として広尾散歩通りに植えられています。大学の敷地内では雨の日には、すごく大きなカエルが出ることも…。緑が多い街に、自然と人は集りますよね。これも安らぎを与える広尾の魅力ですね。

大学生として広尾に通うことが2年目となり、広尾に対するイメージも徐々に変わってきました。最初から思っていた「高級なモノや人が多い都心の街」という点は変わりませんが、新旧のお店が融合し合い、様々な要素が結びついて若者からご年配の方まで広く愛さていることを肌で感じる様になりました。また、この放送を経て、改めて広尾の魅力を再認識した気がします。これからも広尾の街がどのように変わっていくのか、とても楽しみです。

私達が大好きな広尾に皆さんもぜひお越し下さい!

 

広尾の様子はホームページ内の「広尾写真館」/?page_id=2520

でもご覧になれます。

 

放送は以下のURLでお聴きになれます!

https://note.mu/shiburadi/n/n5dd5829551fa?magazine_key=m6b57cb9c928a

(記者:ありっさ)

 

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