1月18日~企画展示「東京ベイエリア」東京都立中央図書館

2020.1.24

広尾商店街から麻布方面に数分歩くと有栖川宮記念公園がある。麻布台地の地形を活かして作られ、起伏のあるこの美しい公園のてっぺんには約206万冊の蔵書を有する国内最大級の東京都立中央図書館があり、なんと広尾散歩通りの広報誌「HIROOwalk」も地域誌として2011年の創刊号から蔵書の仲間に入れてくださっている。

広尾散歩通りのホームページにもお知らせがあるように、図書館4Fでは1月18日~3月8日まで企画展示「東京ベイエリア」を実施。人々の暮らしと産業を支え、開発により変貌を続ける東京ベイエリアについて、現在までの変遷の様子を取り上げている。

展示ボードをみると、東京湾が埋め立てによっていかに姿を変えて来たかがわかる。

「徳川家康が江戸城の修築と共に日比谷入江の埋め立てにも着手した。諸大名の藩屋敷の建設や町家を造成し、運河や水路の整備を進めて水運の利をいかしたまちづくりを目指したのが埋め立てのはじまり」とあった。

展示室には東京湾の変遷、自然、交通・物流、開発の各分野で沢山の書物や資料が並べられ、東京湾好きにはたまらない構成となっている。

同時開催される公開講座は2月23日に「東京湾の恵み」、また2月29日には「東京湾岸地域の変遷」の各テーマで開催される。こちらは事前の申込みが必要だ。詳しくはホームページのお知らせをご覧いただきたい。

展示を拝見後にアンケートにお答えしたら、東京湾で暮らす魚や鳥をデザインした素敵な記念ハンカチと東京オリンピック・パラリンピックの記念バッチをいただいた。

図書館に向かう途中、有栖川宮記念公園の梅林エリアに立ち寄ると、すでに梅が咲き始め、蜜を吸いにメジロも盛んに枝から枝へと飛び回っていた。

図書館を訪れる際には、四季折々の彩や香りが楽しめる公園内もぜひゆっくりと楽しんでいただきたい。

 

by Oyaji-M

 

 

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