こんにちは!はじめまして!

2021.6.10

こんばんは!こんにちは!おはようございます!

そして初めまして〜

今回から新しく、広尾ダイアリーの仲間に加わりました、かけるです

 

昨年、就職を機に上京した社会人です。

 

せっかく東京に住むなら、憧れの山手線の内側…!

という田舎者の発想で、背伸びをして広尾に住み始めました。

 

言わずとしれた高級住宅街。こんな若者も生きていけるかな…とかなり心細かったな。

そんなビクビクしていた僕を、コロナ禍の真っ只中でも広尾の方達は温かく受け入れてくれました。

 

今日は、そんな温もりに溢れた広尾の中で、

いちば〜ん最初からお世話になっているお店を紹介します!

 

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明治通りから広尾散歩通りに入ると程なく、歩道に立つかわいらしい黒板が目に入ります。

 

2020年4月に緊急事態宣言が出てどのお店も閉まっていたある日、

「店長こだわりの唐揚げ!テイクアウトにどうぞ」

と、その黒板に書かれていました。

黒板の辺りの通り沿いにお店は見当たらずどこにあるんだろうと少し迷いましたが、

スパイスの効いた油の香りが袋小路の奥からに迎えに来て、すぐにお店まで案内してくれました。

実はこれが初めて広尾のお店に入る瞬間!

どんな高級料理店だろうと身を固くしましたが、

路地裏にはとてもこぢんまりとした、

地中海の明るさをまとった白い壁と窓がかわいらしいお店がありました。

 

飴色に光る木製カウンターの奥で、黒髪を束ねた女性がゆっくりとお店を片付けていました。

恐る恐る中を伺っていた若者に気がつくと、パッと笑顔になり嬉しそうに招き入れてくれました。

そうして通い始めたスペインバルの貴バルさん。

お弁当を何度か買ううちにママさんはすぐに顔を覚えてくれ、

新社会人で上京したての自分を気遣って話を聞いてくれるようになり、

メニューにも工夫を凝らしてくれました。

 

お店に飲みにいける機会はまだ少ないですが、お店の中では近くの席にいる人と自然と会話が始まります。

ママさんはお客さん同士の間をいい具合に取り持ってくれて、

会話が弾むのを微笑みながら見守ってくれます。

世代も仕事も違う人達が彼女の人柄とお店の料理に惹かれて集まり、

ゆっくり繋がっていきます。

地元の話で盛り上がり連絡先を交換するほど仲良くなった人もいれば、

名前も分からないけどただ不安に耳を傾けてくれた人もいました。

 

このお店は心もお腹もちょうどよく満たしてくれます。

ちょっと疲れた時、嬉しい事があって誰かに話したい時、幸せのバランスを整えられるお店です。

https://www.hiroo.info/?page_id=2633

 

定休日は火曜日です

 

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