愛妻の日

2017.1.30

さわやか信用金庫ATMの前にある薔薇専門店「AFRIKA ROSE」。

ケニアの薔薇を専門に扱うお店だ。

 ウインドー越しに見える色とりどりの薔薇は

美しいグラデーションを持つ個性的な柄で道行く人の足を止める。

その強い生命力から花もちがとても良いと聞いた。

 

「渋谷のラジオ」のゲストに代表の萩生田愛さんをお迎えした時に

ケニアが世界でトップクラスの薔薇の生産地だと知った。

生産者も、買った人も、贈られた人も皆が幸せになるようにとの願いが込められた

フェアトレードの薔薇。

 

店長の松野さんから1月31日が“愛妻の日”と聞いた。

「奥様に一輪の薔薇を贈られてはいかがですか?」と。

 

まったくもって自慢ではないが、結婚して20年、

女房に花を贈ったことは一度もない。

 

「一輪も素敵ですが、3本の薔薇には特別に“愛しています”という意味がありま

す」とデザイナーの田中さん。

「奥様はどのような方ですか?」と聞かれた。

 

女房を言葉で説明するのは難しいものだ。

「身長が163cm、髪の毛はこの位の長さで、グレーのセーターを着て・・・・」

これでは迷子か容疑者探しだ。

 

思わず「強い人です」と答えた。

 

 田中さんが選んでくれた薔薇は引き込まれるような美しさの中に

「思い」をしっかり届けてくれる力強さを感じた。

3本の薔薇に「すまん」「お手柔らかに」「これで許してちょうだい」の気持ち

20年分込めることにした。

ひょんなことから大役を背負わされた薔薇である。

 

「えっ、だれかにお花もらったの?」と女房。

「買ったんだよ」と私。

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今、20年分の懺悔が玄関に飾られている。

ただ、女房もまんざらではなさそうだ。

 

1月31日。愛妻の日。

 あなたも普段伝えられない気持ちをAFRIKA ROSEの薔薇に託して

贈られてはいかがでしょう?

 

by  Oyaji  M

 

 

  

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