渋谷区立臨川小学校

2017.7.11

2017.6.29放送

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ゲスト: 渋谷区立臨川小学校 校長 土屋 康子 さん

     広尾商店街振興組合 専務理事 秋山 洋祐 さん

 

今年、創立140周年を迎える渋谷区立臨川小学校に5年前に赴任され、35代目、また臨川では初めての女性校長となられた土屋先生。昔からの伝統は受け継ぎながら、独自の方針を取り入れ、家庭環境も性格も様々な,たくさんの子供達が学ぶ学校に「優しい子が育つ」というDNAをしっかりと植え付けてくださいました。今では卒業生の間で「臨川ロス」という言葉が生まれるほど子供達から熱狂的に愛されている小学校です。

先生方が「何時も笑いを絶やさない」をモットーに一年を通して子供達と感動を共有することで、たくさんの笑顔が生まれ、子供達の心を開き、優しさ、他人への思いやりに繋がります。また、遠足や運動会などの学校行事の際に、全児童が学年の垣根を超えて縦割り班として一緒に行動する制度「なかよし班」もお互いの信頼関係を深めています。下級生の面倒を見る中で上級生としての責任感が芽生え、その上級生の行動に対する憧れが下級生の向上心を育むのではないでしょうか。

多くの卒業生が暮らす広尾商店街との繋がりも強く、低学年の児童は街探検に出かけ、6年生は様々な業種のお店で職業体験をします。また、毎年6月には、小学校で行われる「ホタル祭り」を知らせる児童手描きのポスターが街中に貼られます。下町風情が残る街の目が子供達を見守る温かい関係です。

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自らも卒業生でPTA会長もお務めになった広尾商店街専務理事の秋山さんは臨川小学校と商店街のみならず、小学校と聖心女子大学の連携を深める為にも日々先頭に立ってご活躍されています。

以前から行われていた臨川小運動会での聖心女子大学チアリーディング部の演技披露に加え、今では他の行事にも沢山の聖心生がお手伝いに訪れます。更に土屋先生が聖心女子大学で講演を行うなど、より緊密な関係となっています。

土屋先生のお話はとても楽しく、子供達も全校朝会での先生のお話を毎回とても楽しみにしているそうです。もし、私も小学校時代に土屋先生のような魅力あふれる校長先生に出会っていたら教職の道を目指していたかもしれないなと感じました。

放送では「土屋先生が学校の先生になろうと思われたキッカケは?」「なぜ笑いをそこまで大切にされるのか?」など、きっと皆さんが今までお尋ねになっていない質問にもお答えくださいました。

当日の放送録音は以下のURLでお聴きになれます。ぜひ、お聴き逃しなく!

https://note.mu/shiburadi/n/nf485945f191b

 

(記者:まいまい)

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