『111年目の中原淳一展』1月5日(金)

2024.1.6

2024年1月5日(金)(15:00~15:55 生放送)「渋谷商店部 恵比寿エリア お店に行こう!」では、株式会社ひまわりや 代表取締役 中原利加子さんをゲストにお迎えして、そごう美術館で開催されている「111年目の中原淳一展」についてたっぷりとお話を伺います。

ファッションデザイン、イラストレーション、少女漫画、インテリアデザイン、ドールアートなど、現代の私たちの生活に繋がるクリエイションのルーツと言えるアーティスト中原淳一。

終戦からちょうど1年となる1946年(昭和21年)に発刊した女性誌『それいゆ』の編集後記の中で「今出来る事、今着られる服だけをのせていたら、このそれいゆの存在価値はない」と書いています。

戦争中は語ることも考えることも許されなかった女性の様々な感情を再び思い起こさせたこの雑誌は熱狂的な支持を得ました。

その後も世に送り出した雑誌、雑誌付録、雑貨、洋服や小物などの実作品や、迷いを正してくれるような心を打つ言葉をじっくりと見る事で、時代を超えた中原淳一の仕事の意味を深く感じられる展覧会です。

「111年目の中原淳一展」をまだご覧になっていない方はもちろん、すでにご覧になられた方にもぜひお聴きいただきたい番組です。

展覧会公式図録「111年目の中原淳一」
ほんとうの美しさとは、豊かさとは、何なのか-世代を超えて、今なおもっとも「新しい」中原淳一の思想と美学。

本書では、『それいゆ』をはじめとした『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』『女の部屋』など雑誌での仕事や、洋服、ゆかた、着物、絵画、人形といった作品、そして中原が残した遺品など、約480点の図版を掲載。生誕から111年となる今も色褪せることなく輝き続けるその魅力に迫ります。

*そごう美術館「111年目の中原淳一展」併設のグッズ販売コーナーでお求めになれます。

 アーカイブはこちら

  渋谷のラジオの聴き方はこちら

 

111年目の中原淳一展

Junichi Nakahara Offichial

2023年11月18日(土)より2024年1月10日(水)にかけて、横浜そごう美術館にて、朝日新聞社の主催により展覧会「111年目の中原淳一展」が開催されています。

本格的な大規模な展覧会の開催は、10年ぶりのこと。

来年迎える生誕111年を記念し、200点を超える原画をはじめ、人形作品、当時の雑誌や付録、「それいゆ」のグラビア撮影のために製作された着物や衣装などの現物、遺品や愛蔵品など、数多くの作品を展示し、中原淳一が生涯をかけて表現したことの全貌をお伝えしようとするものです。

ファッションデザイン、イラストレーション、少女漫画、インテリアデザイン、ドールアートなど、現代の私たちの生活に繋がるクリエイションのルーツと言えるアーティスト中原淳一の軌跡を感じていただくまたとない機会です。

是非お誘い合わせの上、ご来場ください。

<開催概要>
会期:2023年11月18日(土)〜2024年1月10日(水)
会場:そごう美術館
住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
時間:午前10時~午後8時
*入館は閉館の30分前まで。
*12月31日(日)、1月1日(月・祝)は午後6時閉館。
*そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
休館日:会期中無休
入館料:一般1,400(1,200)円、大学・高校生1,200(1,000)円、中学生以下無料
*( )内は、前売および以下をご提示の方の料金です。
[クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ]
*障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料にてご入館いただけます。

URL:『111年目の中原淳一展」 公式サイト
SNS:https://twitter.com/sogomuseum
主催:そごう美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社
後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協力・監修:ひまわりや
企画協力:島根県立石見美術館
協賛:そごう・西武

※以後、全国を巡回予定

 

渋谷のラジオ 放送レポート一覧へ