ふと、あのとき買った万華鏡を回したくなった。

久しぶりに引っ張り出し、ひとりで懐かしい思いに浸る。

天井を仰いで、筒をくるくると回すと、

光の反射に合わせ、目の前に、大きな模様が浮かび上がった。

すると、突然、

「ピンポーン」

と、家のチャイムが鳴った。

こんな時間に、しかも、こんな場所に誰だろう。

手にしていた万華鏡を机の上におき、急いで玄関に向かう。

ドアスコープから静かに向こう側の様子をうかがった。

 

 

まさかだ。

ついに、私は見つかってしまったらしい。

見つからぬよう、長らくここで息を潜めていたのに。

 

そう、空腹を満たす時間はもうそこまできていた。

抑えていたこの空腹が追っ手にばれたようだ。

 

あなた方は…、

「そんな、バナナ！」……。

こんな調子で、飲む直前に掴んだのはカップではなくスマホだった。

カップのデザインのかわいさに、ついついカメラで遊んでしまった。

 

 

嬉しくてバナナジュースの写真を撮りまくることになったのは、

先ほど、ある方からお礼にと、Take Out したばかりの、

バナナジュース専門店「sonna banana HIROO REMIUM」のバナナジュースを頂いた

からだ。

このバナナジュース、賞味期限がなんと、『20分』！！

砂糖は「不使用」。

こだわりのバナナと牛乳のみで作られている。

 

一口目をストローで吸い上げて驚いた。

バナナジュースが、スーッと口に入ってくるのかと思いきや、一口一口が、とても

ずっしりとしている。

 

自分の口は吸引力がすごい掃除機なのではと錯覚するほど、

ストローから吸い上げられるバナナの「粘り」と「濃厚さ」が半端ない。

あっという間に飲み終え、おなかの中はバナナのやさしい甘味で満たされていた。

一杯飲んだだけなのに、腹持ちがいいのも、とても魅力的。

 

今回は、ノーマルなバナナジュースを頂いたが、

「sonna banana HIROO REMIUM」では、シナモン・黒ごま・ほうじ茶・ピスタチオ

など、好きなトッピングを追加して、様々な味のバナナジュースを楽しめる。

小腹すきの私を救ってくれる、新たな救世主になりそうだ。

 

 

れんジョー