Braceria ROTONDO  山梨・小淵沢と広尾を結ぶ

2020.6.6

「道の駅こぶちさわ」のホームページにはロトンド小淵沢についてこう書かれています。

”本場イタリアで修業し、東京の人気エリア・広尾でお店をかまえるシェフが新しく選んだ場所は小淵沢。春夏秋冬を通じてたくさんの食材が育つだけではなく、畑や農家さんのところへもすぐに足を運んで、いっしょに料理を生み出せる小淵沢は、いわば農の本場です。農の営みのすぐ近くで生まれる小淵沢スローフードのイタリアンをお楽しみください”

食の宝庫である小淵沢と大好きな広尾を食で繋げたいというオーナーシェフ丸原さんらしいご紹介です。

新型コロナウィルス感染症拡大に伴って自粛休業をしていたロトンド広尾本店は先月中旬から営業を再開し、席数を制限しながらイートインもスタート。熱烈なファンの多いお店なので待ちくたびれていた方も多いと思います。

広尾本店の料理にも、いつも小淵沢産の野菜をふんだんに使っていますが、今回は店頭をミニマルシェ風に飾り、新鮮な野菜をそのまま販売もしています。

ヤングコーンのお隣には今期初入荷のしっかりと育ったトウモロコシ、それにズッキーニ、茄子、トマト、空豆、キノコ、カブに葉物野菜等々。並ぶ野菜は農家の収穫状況によって変わりますが、すべて生産者の顔が見えるモノばかり。見ているだけでもなんだかウキウキします。感染症の影響で折角収穫した旬の野菜が出荷できない農家をなんとか助けたいとの想いも感じます。

我が家でも早速、焼き立てのピザをテイクアウトし、たっぷりの新鮮野菜とキノコのソテーを楽しみました。

野菜棚の後ろには大きなスライサーを設えて、パルマ産生ハムの切り売りも始めたようです。生ハムをつまみながら広尾の散策なんて、なんだかお洒落ですね。

 

ぶどうのジュース、たまごやお味噌、それに白州産のこしひかりまであります。

昨年6月にロトンド小淵沢店を訪ねた際には清里方面にも足を伸ばしてドライブを楽しみました。途中立ち寄った山梨県立まきば公園の駐車場で目に飛び込んで来た忘れられない光景が次の写真です。

山の中腹に広がる牧草地で草を食むたくさんの乳牛達を望遠レンズで撮ったもの。曇り空でしたが、予想もしていなかった雄大な眺めに一瞬息が止まり、素直に「来て良かったぁ」と思った景色です。しばらくの間見とれていました。

中央高速を走り2時間半程で行ける小淵沢で、雄大な自然を楽しみ、ロトンドで食の宝庫を堪能し、出来れば夜は満天の星空も眺めてみたいですね。

世の中がもう少し落ち着いたら、また訪ねたいと思っています。

 

by Oyaji-M

 

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